期待って怖いなっていう話し

自分のいる業界が嫌いでした。

 

やっていることは好きだけど、その業界がどうしても好きになれない。

 

○○界といえば、と思いつくイメージは悪いものばかり。

当然その世界に行きたくない、と自分の奥底が思っているので中々上手くいきません。

 

それを今日ある人から、そんなのどこの業界でもあるよ、と言われて目から鱗でした。

確かに!

どこの世界でも上の人間に気に入られようとする人はするし、媚びる人もいるし、政治とか大人の事情で動かされることも決まることもいっぱいあるし、調子の良い人もいるし、人と人が真に繋がれないことなんてむしろその方が多い。

 

でも!何で他の業界の人にはがっかりせずに、自分と同じ世界にいる人には心底がっかりしていたのかな、と考えたら、それは期待していたんだなって。自分の愛する仕事、その世界の人たちは、愛に溢れて、誠実さが基本となり、汚い部分を持たないで欲しい、そういう期待があったのですよ、気づかぬうちに。

 

逆に他の職種の人でなんだか苦手だな、と思っても、まぁタイプが違う人間なのよね、と思って、さらっと気持ちよく流せたの。

 

でも、人間みんな自分とは違う独立した人格だから、他人に何かを期待するのって基本的に違うよなって。

期待するからがっかりするんだよな。って。

だって、どんな世界にも色んな人がいる、良い人も悪い人も、というより合う人も合わない人も、いて当然。

 

こんな当たり前のことなのにね。

 

だから、期待という名の押し付けをしないようにしよう!と肝に銘じました。

 

大切なのはその世界で、自分がどうあるか。

今居る場所が気に入らなければ、自分が変化の中心になりなさい、とはガンジーの言葉でしたね。